11月に続いて、里山エリア(12林班)の植樹の準備をおこないました。植樹する斜面には、伐採後に生えたシダや低木が刈り取られたままであり、それらの草枝を植樹エリアから熊手や手で除きました。また、玉切りされた丸太が残っているため、斜面下の道まで下ろしました。きれいになった斜面の植樹する箇所に、参加者で作成した竹杭を打ちました。この日は、高校生、大学生、研究者、NPO森守協力隊のメンバー等15名が参加しました。京都大学フィールド科学教育研究センターから、徳地教授、田中特定研究員、紺野技術職員、大橋技術職員が参加しました。なお、公開森林実習Ⅲ、大阪産業大学の実習がおこなわれており、一部一緒に活動しました。プログラムおーぷんらぼのプログラムは以下のようにおこなわれました。9:00~ 9:20 自己紹介。京北の積雪で遅れていた森守協力隊のメンバーが途中で合流。9:20~10:20 基地のテント下で、植樹箇所目印用の竹杭を90本作成。森守協力隊メンバーは先に12林班での作業をはじめる。10:30~11:00 竹杭を持って12林班へ移動。斜面の丸太等を下ろす作業をおこなうグループと事務所棟で調理をおこなうグループに分かれました。11:00~12:00 事務所棟のテラスで、薪を使って、ピザ、炊き込みご飯、白米、豚汁等を調理。京北・上賀茂の原木シイタケを炭で焼きました。途中で、山で作業していたグループが戻ってきました。山での作業は植樹できるところまで完了したそうです。12:00~13:30 事務所棟の周辺で昼食。実習のグループと交流。13:30~14:00 片付けて、らぼは終了。森守協力隊と参加の呼びかけ方について打ち合わせしました。参加者同士での自己紹介。12林班での植樹の準備について説明しました。苗畑横のテント(基地)の下で、竹の杭を作成しました。ナタや竹割り器で竹を割り、節を取り、先を尖らせて、カラースプレーで目印をつけると完成です。完成した竹杭を12林班まで運びました。その後、希望するグループは、12林班で斜面の下に丸太を下ろしたり、枝葉を除ける作業をおこないました。トビを用いて、玉切りされた丸太を動かすと、勢いよく斜面を転がり落ちていきます。お互いの位置を確認しつつ、NPOスタッフや技術職員が見守る中で、洛再Linksの高校生や大学院生が大活躍しました。整地された斜面に、メジャーを張り、植樹箇所に竹杭を打ち込みました。先に事務所棟へ戻ったグループは調理をはじめました。ときどき小雨の降る中でしたが、ワイワイガヤガヤ、お米を炊き、豚汁やピザをつくっています。過去年度の実習で種菌を植え付けた原木からシイタケを収穫。こちらも炭火で焼いていただきました。最近の12林班の変化(2024年11月20日)下草を刈る前(2024年12月5日)草刈り後の斜面。丸太等が残っている。【パノラマ撮影】(2024年12月14日)里山おーぷんらぼでの作業を終えた斜面。【パノラマ撮影】