昨年度、近畿各地の団体を訪問して、その活動について、取材させていただきました。このたび、その一部の団体になりますが、取り組みの概要を紹介する冊子を作成しました。タイトルは、「グッドプラクティス2023里山編」。取材を通じて、対象とする里山のタイプや規模、社会的な背景、歴史的な経緯など、さまざまな違いがある中で、団体がそれぞれの理念・目標を持って活動されている現状から学ばせていただきました。プロジェクトでは、新しい里山里海の在り方を考えるため、こうした多様な取り組みから共通するヒントを掴めないかと考えています。別途実施したアンケートの結果も加味して分析を行っていく計画です。部数限られていますが、冊子は、フィールド科学教育研究センター事務室、上賀茂試験地、旧演習林事務室にて配布しています。