2024年5月11日、上賀茂試験地で「第13回里山おーぷんらぼ」をおこないました。今回は高校生、大学生・大学院生、社会人の方々、あわせて29名のおーぷんらぼ申し込みメンバーと、ILASセミナーなどの受講者6名が参加しました。はじめて出会う方も多かったので互いに自己紹介した後、2024年度にやってみたいことについて、それぞれのグループの計画・構想を紹介しました。自己紹介と今後の活動についての話し合い里山エリア(18林班)の植樹地の草刈りと植物観察里山エリアの班では、植樹した樹木周辺と電気柵付近の草刈をおこないました。植樹したウルシ、クワ、コウゾ(写真上から順に)は、おおむね順調に育っています。作業しながら、ナツハゼ、スノキ、クロモジなどの稚樹を観察しました。畑での畝づくりと野菜の植え付け4月に耕した畑に畝をさらに作り、続いて野菜・ハーブ・果樹などの苗を植えました。トマト、ナス 、オクラ、ピーマン、枝豆、サトイモ、サツマイモ、ジャガイモ、ネギ、賀茂なす、ヘチマ、キュウリ、ゴーヤー、月桃、カボチャ、マクワウリ、スイカ、シソ、バジル、ハッサク、ポッポーを植えています。ハーブを植えた場所では、シカ除けのため網をかぶせて、水やりしました。らぼの参加者の交流昼食時には、炭・薪を使って調理を適宜おこないながら、参加者同士で交流しました。午後の畑の作業が終了後、最後まで残った皆さんで集合写真を撮って、解散しました。今回午前の話し合いでは、炭焼き、こどもたちへの体験プログラムづくり、畑づくりと作物を使った活動、里山エリアの植樹地のメンテナンス、森の植物に親しむボタニカルドローイングやグリーンウッドワーク、里山エリアでの新たな植樹、上賀茂試験地での人文系研究会…といったさまざまな企画が提案されました。事務局がサポートしつつ、それぞれの取組を実施したい人・グループが主体となって活動できるようなかたちになればと考えています。次回は6/15に実施予定です。