雨の中、工藝の森(18林班)の下草刈りを実施しました。また、苗畑前の基地まで戻り、テント周辺で竹割、薪割り、道具のお試し、ハーブ畑の手入れを行いました。 「森里海と文化研究会」(京都大学サークル)の大学生、京都大学・化学研究所、京都工芸繊維大学大学院生、高校教員、大学職員の方など10名が参加しました。フィールド研からは舘野センター長、紺野技術職員、田中特定研究員が参加しました。18林班(工藝の森)の下草刈り 前日、雨の予報でしたが、テント下での作業等ができればと考え、らぼを実施しました。現地へは現状の確認だけでもおこなう予定でしたが、森の作業もできると判断して、草刈りをおこないました。 植樹したウルシ・クワ・コウゾの周辺で、切株から萌芽しているクリ・クロバイ、シダ・サルトリイバラなど、成長が早くて植樹した苗を覆いそうな勢いのものを主に刈りました。他方、クロモジ、スノキ等の有用種等は判別できるかぎり残すように配慮しました。山を下りてから、竹割り、薪割り、道具のテスト使用等を実施。ハーブ畑の草刈りもおこないました。昼食時に作ったおこわ風炊き込みごはん、収穫したミントによるハーブティーが好評でした。雨が降っていたため、安全には気を使いましたが、比較的涼しく過ごすことができました。参加者が少なかったため、いつもよりじっくりお話しできた点は評価が高かったようです。