1月、里山エリア12林班に植樹したあとの苗畑はコナラ・クヌギの苗を掘り起こしたまま、畑がデコボコの状態でした。2月15日は、その畑を耕して、次の苗を植えるために整備しました。また、2024年4月から野菜を植えていた畑の一部を耕したり、竹炭焼きの材料を竹を割って作りました。 作業後は、事務所棟に戻って、2025年度の活動について意見交換。お昼は残ったメンバーで、味噌汁をつくったり、収穫したばかりのシイタケを炭火で焼いていただきました。 京都大学・京都工芸繊維大学・京都芸術大学の学生や教員の方が8名、一般・社会人の方が2名、森守協力隊が2名参加しました。京都大学フィールド科学教育研究センターからは、田中特定研究員、紺野技術職員が参加しました。プログラムおーぷんらぼのプログラムは以下のようにおこなわれました。9:00~ 試験地事務所集合9:20~ 苗畑へ移動して、畑の耕耘と畝づくりなどの整地。 はじめて参加した方は、炭窯や18林班の見学しました。10:50~11:30 竹割りの作業。シイタケ収穫11:30~ 事務所棟に戻り、次年度の活動について意見交換。12:10~ 調理ののち、昼食。13:30くらいに解散。(苗畑の整備)苗畑では、苗を取り出した畑を皆さんで手分けして、整地しました。あまり人手が多くなかったので、手押し式の耕耘機も使っています。特に肥料などは投入していませんが、苗木と競合しそうなタンポポ類などの草は取り除きました。左写真は苗を掘り出した直後の畑(1月11日)。写真だとあまりわかりませんが、かなりデコボコになっています。右写真は整地した後の畑(2月15日)です。畑を整備できたので、3月1日、京北から苗を運び込み、移植することになりました。また、畑の一角(写真・黄点線で囲ったところ)に、2023年秋、2024年秋に集めたクヌギのドングリを植えました。参加した詳しい方から、ダイコンの育て方などアドバイスいただきました。また、実習生が仕込んだシイタケを収穫させていただきました。キノコの色で布を染める話題で盛り上がっています。左写真はタデアイの畑、右写真はコブナグサの畑です。まだ何もありませんが、この場所で芽吹いたものを育てる方向が望ましいと考えています。基地には竹が山積みされていたのですが、皆さんで割り、残り少なくなってきました。事務所棟で意見交換したときに出されたトピックです。下草刈りとわらび、下草刈とお茶の会、ハチの巣箱設置、カリンの利用、草木染・媒染材のワークショップ、グリーンウッドワーク、フジバカマの移植などが提案されました。参加申込時にうかがっている取り組みたい活動と整理して、次年度の計画を作る予定です。畑の収穫です。サトイモや間引いたダイコンです。