10月29日(日)、「里山里海つながるフェス@イオンモール京都桂川」を京都大学フィールド科学教育研究センター、公益財団法人イオン環境財団の主催で実施しました。 京都洛西地域を中心とした高校・大学、活動団体、企業、行政機関等が集まり、里山里海や森里海のつながりをテーマに発信したり、出展者・来場者の交流を通じて、多様な人とつながって、これからの活動のヒントを得ていただくことを目的として企画しました。 当日は、午前の部には91名(事前申込・当日申込34名、および、出展者・関係者57名)、11団体の出展ブースと5つの体験コーナーを設置した午後の部には、204名の方ご来場いただきました。プログラムの概要 フィールド研・徳地教授による趣旨説明の後、かせやま森の創造社(木津川市)事務局長・中村伸之様による基調講演をおこないました。出展された団体等の代表者様からも、お一言ずつ活動をご紹介いただきました。出展された団体は、工藝の森、吉田山の里山を再生する会、森川田んぼプロジェクト(大阪産業大学)、森里海と文化研究会(京都大学)、エルセラーン化粧品株式会社、京都薬用植物園(武田薬品工業株式会社)、きょうと生物多様性センター、京都府立海洋高等学校、洛再Links(京都府立洛西高等学校)、および、公益財団法人イオン環境財団・京大フィールド研の11団体になります。午前の部に参加された方にも加わっていただいて、集合写真を撮影しました。午後の部では、各ブースにおいて、出展された方同士、来場された方との交流をおこないました。松ぼっくりのクリスマスツリーやマイクロプラスティックを入れた万華鏡をつくる工作コーナー、顕微鏡での植物・昆虫の観察や木々のかおり体験などのコーナーを通じて、里山・里海を身近に感じていただけるように工夫しました。 工作コーナーや体験コーナーには、お子様からご高齢の方まで老若男女立ち寄られ、それぞれに楽しく過ごしてくださったようでした。今年の4月~7月にかけて、舞鶴水産実験所でおこなわれた「柴漬け漁」の柴(スギ・シラカシ)も再現・展示されました。アンケートから67名の方に参加者アンケートへご回答いただきました。そこから、多様な年齢層(下図)や職業の方が参加してくださったことがうかがえました。また、たまたま面白そうだからと通りがかりに、来場された方が約4分の1あったこともわかり、多くのお客様が来店されるショッピングモール催事場で発信する効果を実感しました。準備の様子10時半からの開始に向け、出展者の皆様には早朝からご準備いただきました。前日までの展示物の製作等も含めると、多大なるご尽力をいただきました。ありがとうございました!まとめ 振り返ると、フェス会場は盛況で、発信・交流する目的をある程度果たすことができたと思われます。想定よりも来場される方が多く、関係者同士はなかなか交流できなかったのではと感じていたのですが、出展者向けアンケートから、そちらも一定おこなわれていたことがわかりました。他方で、いろいろと課題があったこともわかりましたので、今回の試みを踏まえて、さらにブラッシュアップした機会づくりに今後チャレンジできればと考えています。引き続き応援よろしくお願いします!関連情報「里山里海つながるフェス」については、下記サイトにも関連情報がございます。【10/2】「里山里海つながるフェス」を開催します!【10/29】里山里海つながるフェス@イオンモール京都桂川 10月29日開催