里山おーぷんらぼ(上賀茂試験地)では、4月・5月に野菜・ハーブ・染料となる植物を植えました。ここでは6月から7月中旬にかけての畑の活動の様子を紹介します。畑の収穫畑では徐々に野菜などが大きくなってきました。十分育ったピーマン・オクラ・ネギなどの野菜、シソ・バジル・ディル・レモングラス・ミントなどのハーブを収穫しました。コンパニオンプランツとしても育てているマリーゴールドは、花を収穫し、乾燥させて、今後染料として利用予定です。畑の植物の成長スイカやカボチャは7月に入り、大きくなってきました。畑には、6月8日にクロマメ、シカクマメの種をまき、バジルの苗を植えました。下の写真は、クロマメ、シカクマメの写真です。ほかの植物に紛れてわかりにくいのですが、7月6日には、かなり大きくなっていました。6月15日に植えたコブナグサ(黄色の染料)の苗も、少しずつ育っているようです。畑の水やり近畿の梅雨入りは気象庁速報値によれば「6月21日頃」とのことです。梅雨入り前の畑の土は乾きがちで、畑班の方が交代で水やりしました。その後、梅雨入りしてからは、水やりの回数は減りました。その他、草引きや支柱の設置などの手入れをおこないました。梅雨入り後の6月28日と7月6日の畑の様子です。粘土質の土のため、水はけが悪く、強い雨が降ると畝の間に水が溜まっています。写真右のタデアイ、写真中のシソなどが、よく成長しています。畑の手入れは、おーぷんらぼの日以外にも実施しています(下図)。雨が無い時期には週1回程度の水やりや草引きなどの手入れ、梅雨に入ってからも週1回程度、草引きなどをおこないました。畑班やおーぷんらぼで、大きくなった野菜やハーブを適度に収穫しています。週1回程度の畑での活動でしたが、ハーブ系、ピーマン、オクラ、サトイモなどは比較的育っているようです。実は、ナスやキュウリはできたものから、鳥(おそらくカラス)に食べられていました(下の写真2)。そこで、鳥よけのための糸を7月6日に設置したところ、効果があったようなので、しばらくこの方法で様子を見ます。