2023年12月12日(火)、第1回SATOYAMAフォーラム「里山が持つ新たな価値創造=ネイチャーポジティブとウェルビーイング」が開催されました。公益財団法人イオン環境財団が主催し、京都大学、千葉大学、東京大学、東北大学、早稲田大学の5大学が参加し、国連大学ウ・タント国際会議場とオンラインのハイブリッド形式でおこなわれました。(プログラムはこちらです。)京都大学フィールド科学教育研究センターから、第1部の「パネルディスカッション」で舘野教授が、第2部の「各大学研究員、大学生の成果発表、ディスカッション」で包特任助教が登壇しました。フレイル予防、防災の観点など、他大学の取組からは、いろいろと学ぶところが多かったです。「里山」で共創に向けたつながりが生まれ、交流・対話が促されていく様子が各地の活動から感じられました。フォーラム会場での意見交換に加えて、後の懇親の場においても、他大学のプロジェクト関係者の方々と情報交換・交流をおこなうことができました。第1部のパネルディスカッション。舘野教授が参加しました。第2部の意見交換。包特任助教がディスカッションに参加しています。ポスターブース。多くの方にフィールド研や「新しい里山里海共創プロジェクト」のパンフレット等をお渡ししました。限られた時間でしたが、上賀茂での「里山おーぷんらぼ」にご関心のある関東圏の方、遠く兵庫県から来場されている自治体職員の方などにお会いしました。なお、当フォーラムに関する新聞記事が、2024年1月22日(月)の読売新聞(全国版)と朝日新聞(全国版)に掲載される予定とのことです。翌13日には、千葉市のイオンタワー(イオン本社ビル)で情報交換した後、建物内にあるイオン歴史館にも訪問させていただきました。個人的には、合併を重ねて、ジャスコ、イオンに至る歴史や四日市での公害が植樹活動の源にあることなどが印象に残りました。