たくさんのこいのぼりが街を彩り始めた5月初旬、伊佐津川水系で春季環境DNA調査を実施しました。前日まで続いた降雨の影響が心配されましたが、川にはそれほど目立った濁りや増水もなく、順調に調査を終えることができました。同時に実施した潜水調査では、昨年のこの時期同様、ヨシノボリのなかまやドジョウのなかまなどを確認することができました。(昨年同じ時期の調査の様子はこちら)ほかには遡上してきたアユの姿も確認でき、季節の移り変わりを鮮明に感じさせる調査となりました。さて、今年の伊佐津川の生きものには、昨年度までと比べてどのような変化が見られるのでしょうか。環境DNAデータを使うことで、そうした比較も容易になります。環境や水質の変化にも注目しながら、引き続きモニタリングを行っていきます。